発売日に買ったまま積んでいた『007 First Light』をようやく起動した
さっそく起動すると、ヘリの墜落、無線でのやり取り、長めのムービーが続く。

……ただ、その時のわしは別のことを考えていた。
ボンドはかっこええし、画質も綺麗。
映画として見れば面白い。
ただ、ゲームを始めたつもりはずなので、
コントローラーを握ったまましばらくムービーを見る時間が続くと少しソワソワした。
(このままやとデュアルセンスの電源切れるぞ……。)
とか考えてたら少し眠くなった。
ゲームというより映画を見ている感覚の方が強かったのである。
「映画やん」
ようやく操作できるようになると、今度は暗い通路をゆっくり進むことになる。
TPS視点で銃を構え、静かに潜入していく。
雰囲気はかなり好みだ。
ところが調子に乗って前へ出た瞬間、撃たれてゲームオーバー。
「あ、結構あっさりやられるんやな。」
映画の主人公のように派手に撃ち合うゲームではないらしい。
この時点ではまだ、本作をどういうゲームとして遊べばいいのか分かっていなかった。
潜入が始まって印象が変わる
面白くなったのは、チュートリアルを終えて本格的な潜入が始まってからである。

敵を見つけたら、そのまま突っ込む。
そんなゲームではない。
まず周囲を確認する。
敵がどこを歩いているのかを見る。
どう近付けば見つからないか考える。
この流れが分かり始めた頃には、「映画みたいなゲーム」という思い込みはほとんど消えていた。
むしろ考えて動くステルスゲームやんか、これ。
派手に撃つより、静かに崩す
敵は正面から倒すだけではない。
音を利用して誘導したり、巡回ルートを見ながら孤立した相手を狙ったりする。

「どう倒すか」より、「どう動かすか」を考える時間の方が長い。
「今や!」
と思って飛び出した瞬間に別ルートの敵と鉢合わせたり、
巡回の隙を突いて一人ずつ減らしていく駆け引きが気持ちいい。
開発元が手掛けた『Hitman』シリーズを遊んだ人なら、「敵を観察して隙を作る」感覚はかなり近い。
エイムは素直で操作しやすい。
カバーへの移動も違和感が少なく、潜入ゲームとしてストレスは感じなかった。
遊んでいて思い出したのは『The Last of Us』。
敵の位置を把握し、様子を見ながら安全なルートを探す。
あの独特の緊張感に少し近い。
もちろんゲーム性そのものは違う。
それでも、「観察してから動く」という感覚はよく似ていた。
見つかっても終わりじゃない
本作はステルスゲームではあるが、失敗した瞬間にゲームオーバーになる作品ではない。
見つかれば格闘になる。
銃撃戦になる。
そのまま突破できる場面もある。
だから「絶対に見つかるな」という窮屈さは感じなかった。
潜入できれば有利。
失敗しても立て直せる。
このバランスのおかげで、ステルスゲームが苦手でも遊びやすい感じに思えた。
映画を見るゲームではなく、自分で潜入するゲーム
007だから映画のような派手なアクションゲームかとおもいきや、(派手な演出はある。)
ほんまに面白かったのは敵を観察し、少しずつ突破口を作っていく潜入パートである。
『ストーリー長ぁあああぁぁあ!!
ゲーム始めたんか、映画館に来たんか分からん!』

とか、なんとか思ってたわけだが、
1時間後には、
「うわ、あそこに敵おったんかいな。
あのガジェット使ってみたいから、もう一回潜入してみよう」
…とコントローラーを握り直していた。
遊んだ感じでは、『007 First Light』は映画を眺めるゲームではない。
自分で007になって任務を遂行する、ステルスアクションとして楽しめる作品である。
ステルスゲームは苦手という人でも、『007 First Light』は見つかった瞬間に終わりではないので挑戦しやすい。
逆に派手な銃撃戦を期待すると少しイメージは違うかもしれない。
敵を観察し、少しずつ突破口を作るゲームが好きなら、一度遊んでみる価値は十分ある。
この先、新しいガジェットが増えたら潜入のやり方も変わりそうやし、続きが気になってしゃあない
XBOX360時代の007シリーズも、ぜひともこのクオリティでリメイクしてほしい!!
若かりし頃のボンドもいいが、自分はやっぱり
ダニエル・クレイグ版の007が好きなのである。
基本情報
タイトル:007 ファースト・ライト『007 First Light』
発売日:2026/05/27
ジャンル:三人称アクションアドベンチャー
開発:IO Interactive(『Hitman』シリーズの会社)
対応ハード:PS5/PC/XBOX seriesX/S
※Nintendo Switch 2版は後日(2026年7~9月)発売予定






















































































