SFCを買ってくれたのは、ばあちゃんだった
ゲーム好きだった子どもの頃、一番欲しかったものはファミコンだった。
友達の家では当たり前のようにゲームで遊んでいたが、うちはなかなか買ってもらえなかった。
そんなある日、突然ばあちゃんから電話がかかってきた。
「スーパーファミコンってのおもしろいんかいな? あんたに買ってあげようと思ってな。」
「……えっ!!?????」
今でもあの時の驚きは忘れられない。
それが、わしとスーパーファミコンとの出会いだった。
あの一本の電話がなければ、その後ゲーム好きになっていなかったかもしれない。
だから任天堂のゲームには、今でも少し特別な思い入れがある。
マリオワールドも最初見た時は画質が鮮やかすぎて、衝撃だったし。
発売日に遊べなかったのが少し悔しかった
『スターフォックス』は6月25日に発売された。
もちろん気になっていたので予約していたのだが、ちょうど月末進行と重なってしまった。
自分の仕事は月末が一番忙しい。
パッケージは届いているのに遊ぶ時間がない。
「早く遊びたいなぁ。」
そう思いながら横目でパッケージを見る日が何日も続いた。
ようやく仕事がひと段落し、コントローラーを握った時は「やっと遊べる」という気持ちの方が大きかった。
スターフォックスはクラスでも持ってるやつがおって、「あのキツネのゲームやろ?」くらいのイメージだけは残っていた。
スーパーファミコンは持っていたが、NINTENDO 64は持っていなかったので遊ぶ機会がなかった。
しかも、わしはシューティングゲームがあまり得意ではない。
RPGやアクションはよう遊ぶ。でもシューティングだけは昔からあんまり触ってこんかった。
だから「有名なゲームやし、一度くらい遊んでみるか。」という軽い気持ちで始めた。
プレイ前の知識もほとんどない。
後ろから見た視点で宇宙を飛び回るゲーム。
主人公はキツネ。
その程度のイメージしか持っていなかった。
なんで主人公はキツネなん?
マリオは人間、カービィはオリジナルキャラクター。
でも『スターフォックス』はキツネが宇宙船に乗って戦う。
子どもの頃から名前だけは知っていたが、そこだけはずっと不思議だった。
遊ぶ前に気になったんで調べてみると、京都の伏見稲荷大社がキャラクターデザインのヒントになったという話があるらしい。

『もっと壮大な設定があるのかと思ったら、意外と身近なところがきっかけだったんやな。』
だが、こういう開発の裏話を知ってから遊ぶと、ゲームを見る目も少し変わる気がする。
ゲームの主人公が動物になった背景に、日本らしい風景が関係していたとは。全然知らんかった。
最初の感想は「映画みたいやな」
「映画みたいやな。」だった。
その理由の一つが映像である。

今はPS5もPCもあって比較対象が多いけど
それでもSwitch2だけを見れば十分綺麗で、世界観に入り込むにはまったく不満はなかった。わしはSwitch2も好きやしな。
自然と世界へ入り込める演出
ゲームが始まると、仲間との通信を聞きながら自然な流れで宇宙へ出撃する。テンポがいい。さすがはニンテンドーって感じである。
長い説明で待たされることもなく、逆に何も分からないまま戦闘へ放り込まれることもない。
この流れがとてもいい。

戦闘中も仲間との通信が続くので、一人で戦っているというより、小隊の一員として任務に参加しているような感覚になる。
しかも通信のためにゲームが止まることはなく、操作を続けながら自然に会話が進む。
だから最後まで没入感が途切れなかった。
初心者でも入り込みやすい作品
シリーズ未経験のわしでも、「もう1ステージだけ遊ぼう」と思えるくらい気軽に楽しめた。

操作が慣れるまで難しいと思ってたが、
シューティング初心者でも入りやすい工夫がされてるように思えた。
昔から人気シリーズとして語られている理由を、少しだけ理解できた気がする。
今遊んでも古さを感じなかった
グラフィックはリメイクで綺麗になっているが、遊びやすさは当時のまましっかり残っていた。
昔のゲームは操作性が古くて遊びにくい作品も少なくないのだが
思っていた以上にテンポが良く、次のステージへ進みたくなる作りになっている。

「昔の名作だから面白い」のではなく、「今遊んでもちゃんと面白い」。
それが長年語り継がれている理由なんやろなと思った。
第一印象は最後まで変わらなかった
初めて遊んだ『スターフォックス』で最後まで変わらなかったのは、「映画みたい」という第一印象だった。
気付いたら「次のステージ行こか。」となっていた。
初めて遊んだが、長年愛されている理由を少し理解できた気がした。

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