「ゲームによって、パッケージ版とダウンロード版は使い分けるべき」だと思った話『ドラゴンクエストモンスターズ3』

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わしは、ゲームを買うならパッケージ版派である。

だって遊び終われば売れるもん。

だが、コレクションとして並べる楽しさもある。

だから特に理由がなければ、わしはパッケージ版を選んでいた。

ところが最近、その考え方が少し変わってきた。

最近、パッケージ版の将来について考えるニュースを見かけた。

そしてそういうことを考えるきっかけになったのが『ドラゴンクエストモンスターズ3』である。


ダウンロード版は「つい起動してしまう」

「ゲームを遊ぶ」という行為には少し準備がいる。

棚からケースを取り出す。ディスクやカードを入れ替える。

テレビの前へ座る。

もちろん数分で終わる作業だが、その数分が意外と大きい。

ところがダウンロード版は

ホーム画面で見つけたら、ハイ!そのまま起動!

「今日は配合だけ。」

そう思って始めても、気付けばレベル10。

「もう一回配合じゃあ!」

ハイ!またレベル上げ!

「あと一体だけ…頼む…!ええの出てくれ!」

結局、三十分のつもりが一時間遊んでいた。

遊び方そのものが変わるのである。

だから育成ゲームや収集ゲームほど、ダウンロード版との相性がいいのだと思う。

毎日少しずつ積み重ねるゲームは、遊び始めるまでの手間が少ないほど続きやすい。

『ドラゴンクエストモンスターズ3』を遊んで、それを実感した。

今では「どっちが安いか」よりも、

「どっちの遊び方がこのゲームに合っているか」

を考えて買うようになった。


実はストーリーに入り込めなかった

プレイ開始直後は、正直そこまで物語に引き込まれなかった。

ピサロの出生。ランディオルとの関係。母ミオレとのエピソード。

「そこをもっと描いてくれたら感情移入できたのに。」

そう思う場面が何度もあった。

世界観や設定も少し説明不足に感じ、
「このゲームはストーリー目的ちゃうんちゃうか。」

というイメージを受けた。


配合が始まった瞬間、ゲームの見方が変わった

ところが、配合が解放されると印象が一変した。

レベル10まで育てる。

配合する。新しいモンスターが生まれる。

またレベル10まで育てる。この繰り返しが驚くほど気持ちいい。

「あと一回だけ。」

その一回が何度も続く。

『あれ?ストーリー進んでへんな。』

『配合しかしてへんやないの!』


気付けば同じ場所を歩き続けていた

わしは何時間も同じエリアを歩いている。

新しい町を目指しているわけでもない。

ダンジョンの宝箱を探しているわけでもない。

ただレベルを上げ、モンスターを配合し、また育てている。

それなのに、不思議と飽きない。


「大画面で遊ぶゲーム」と「いつでも起動したいゲーム」は違う

そこで思った。

ゲームには二種類ある。

テレビの前に座り、腰を据えて遊ぶゲーム。

そして、空いた30分で起動したくなるゲーム。

『ドラゴンクエストモンスターズ3』は完全に後者や。

今日は配合を一回。今日はレベル10まで。

今日は新しいモンスターを一体作る。この遊び方が非常にしっくりくる。

だからSwitch 2やSteam版との相性は抜群だと思う。


RAIDOUも実は同じタイプかもしれない

そう考えていると、『RAIDOU Remastered』も
近い存在ではないかと思えてきた。

仲魔を集める。少し依頼を進める。

ダンジョンを一区切り探索する。今日はここまで。

そんな遊び方が自然にできる。もちろんストーリーはある。

しかし、一回のプレイ時間を自分で区切りやすい。

だから頻繁に起動するゲームになりそうだ。


ペルソナ3 リロードは少し違う

一方で『ペルソナ3 リロード』はループ構造こそ似ている。

昼は学校生活。夜はタルタロス。

ペルソナ合体。また翌日。

確かに繰り返しではある。

しかし、わしが次に見たくなるのは配合ではない。

物語だ。
仲間とのイベント。コミュニティ。

次の展開。

「続きが見たい。」

という気持ちがプレイの原動力になる。

ここがモンスターズとの決定的な違い。


購入方法までゲーム性が変わる

ここまで遊んで、自分の中で一つの基準ができた。

ストーリーを一気に楽しみたいゲームはパッケージ版。

育成や収集、配合をコツコツ積み重ねるゲームはダウンロード版。

昔は「売れるから」という理由だけでパッケージ版を選んでいた。

しかし今は違う。そのゲームをどう遊ぶか。

そこまで考えて購入方法を決めるようになった。


ゲームは内容だけではなく、「付き合い方」も大事

最近はゲームの本数も増え、一つだけを何百時間も遊ぶ人は少なくなってきた。

だからこそ、「今日は少しだけ遊ぼう」と気軽に起動できるゲームの価値は高い。

逆に、物語に没頭したい作品は、休日に時間を取ってじっくり遊びたい。

ゲームによって、最適な付き合い方は違う。

『ドラゴンクエストモンスターズ3』は、そのことを改めて教えてくれた作品なのだ。

そして今後ゲームを買う時、わしは「パッケージかダウンロードか」を値段だけでは決めない。

そのゲームが、自分にとって「毎日起動したくなるゲーム」なのか。

そこを基準に選ぼうと思う。

12月に発売予定とされているドラクエモンスターズ4も

ダウンロード版を買うことになりそうだ。

育成ゲームは携帯機とすこぶる相性がいい。

「今日は配合だけ。」

たぶんまた…、それを何百回も繰り返すんやろなぁ…。

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