スクエニ新作『冒険家エリオットの千年物語』発売!
ついに発売された、
『冒険家エリオットの千年物語』!
HD-2D作品といえば『ドラゴンクエスト』や『オクトパストラベラー』の印象が強い。
でも今回はアクションRPG。
HD-2Dでアクションって、どんな感じになるんやろ。
さっそく遊んでみた。
で、最初に思ったのが、
「あ、これイースっぽい!」
だった。

戦闘はかなり軽快。
敵を斬ると、
ガシュッ!ドン!
と、ちゃんと手応えがある。
見下ろし型の画面はどこか『聖剣伝説』っぽくもあり、
村で話を聞く
↓
頼み事を受ける
↓
外へ出る
↓
ダンジョンへ向かう
という流れも昔ながらのアクションRPGっぽい。
ただし古臭いという意味ではない。
むしろ、
「こういうのでええんよ」
と思える入りやすさがあった。
エリオットは「変わり者」だけど純粋にええやつ
主人公のエリオットは孤児院育ちの冒険家。
しかも周囲からは、
「変わり者」
みたいな扱いを受けている。

なんで変わり者なのかと思ったら、老人の小さな頼み事を聞いたり、普通の冒険者なら断りそうな雑用まで引き受けたりするから。
つまり、
ただのええやつやないか。
皮肉屋でもなく、斜に構えてるわけでもない。
困ってる人がおったら助ける。
この真っすぐな主人公感は入りやすかった。
ヒューリア姫が旅のしおりを読んでくれる
旅をサポートしてくれるのがヒューリア姫。
エリオットのイヤリングを通じてガイドしてくれる。

次の目的地を教える。
敵が近づけば知らせる。
戦闘中には応援までしてくれる。
なんというか、
お姫様が旅のしおり読んでくれてる感じ。
これが妙にほほえましい。
世界を救う話を急いで追うというより、ヒューリアと話しながら町を歩いて、誰かの頼み事を聞き、知らない場所へ向かう。
旅そのものを楽しませようとしてる感じが強い。
UIはシンプル、説明書と戦わなくてええ
UIは『オクトパストラベラー』系の雰囲気があり、ごちゃごちゃしていない。
何を見ればいいのか分かりやすく、
説明書と戦わなくてええ。
これ大事や。
ポータブルPCでも遊んでみたが、ボタン配置を変更できるのもありがたい。

遊んでいて感じたのを無理やり一言にすると、
「イースの遊びやすさ+聖剣伝説の冒険感+オクトパストラベラーの落ち着き」
そんな印象だった。
一本道かと思ったら横道がある
最初は、
「これ一本道なんかな?」
と思いながら進んでいた。
すると、
「あ、横道ある。」
……寄るよねぇ。
寄り道好きやからのう、わし。
気になって入ってみる。
宝箱がある。
「なんかあるやん!」
さらに奥を見る。
「もう一個だけ。」
こうしてメインストーリーが止まる。
いつものやつや。
でも『冒険家エリオットの千年物語』は、この脱線した先にちゃんと物が置いてある。
行き止まりっぽい場所にもアイテムがあり、少し外れた場所にも何か隠されている。
一回見つけてしまうと、
「あそこも見てみよ」
となる。
遺跡では鍵探しでも一人ツッコミ
遺跡探索では、
「青い鍵?」
「あれ?開かん。」
「あ!ここ赤か!!」
と、一人でずっと喋っていた。
目的地へ一直線ではなく、周囲を見ながら進む場面が自然に入ってくる。
ただ歩くだけでは見落とすアイテムもあるので、探索好きとは相性がええ。
巨大ガーディアンで普通に返り討ちにされた
そして出てきた巨大なガーディアン。
「うわ、でかっ!」
見た瞬間、
「まあチュートリアルボスみたいなもんやろ」
と思っていた。
で、
ボタン連打。
死んだ。
あれ?
普通に強いやん。
攻撃を見て避ける。
隙ができたら攻撃する。
ちゃんとアクションゲームの基本が必要だった。
ただし、
SEKIROみたいに神経を削られるほどではない。
……何と比べとるんや。
難しすぎるわけではなく、
「もう一回やったろ」
と思えるくらいの手応え。
ここはかなりちょうどよかった。
広すぎないから横道が気になる
もう一つ気に入ったのが、マップの距離感。
最近のゲームでは、
「目的地どこやねん。わしどこにおんねん。」
となることもある。
『冒険家エリオットの千年物語』は、見渡せないほど広大という感じではない。
その代わり、
「なんや、あの岩壁。」
「ちょっと寄ろ。」
くらいの距離に気になる場所が見える。
そして行ってみると、
「えぇぇ!生命の欠片こんなとこにあるやん!」
となる。
この距離感やから、寄り道が面倒にならん。
サブクエスト好きには危険なゲーム
村へ戻る。
町の人がいる。
頼み事が発生する。
するとわしは、
「また頼み事?どんどん頼んでちょー!」
となる。
サブクエスト大好きなんでな。
少しずつ町の人と関わり、その途中でまた別の場所へ行く。
派手なイベントだけで引っ張るというより、こういう小さな寄り道を積み重ねるタイプの旅や。
音楽も世界を歩いている時間に合う
音楽も好きだった。
大げさに盛り上げ続けるというより、
世界を歩いている時間を気持ちよくしてくれるタイプ。
フィールドを走っているだけでも落ち着く。
ゲーム全体が、
「早く次へ行け!」
と急かしてこない。
だから横道を見つけても、
「まあ行ってみるか」
となる。
発売日に一番気に入ったのは「気軽に戻れる」こと
発売日に遊んで、一番気に入ったのは、
また冒険しようと思いやすいこと。
起動した瞬間から大量のシステム説明を叩き込まれる感じではない。
敵を斬る。
気になる道へ行く。
宝箱を見つける。
町へ帰る。
頼み事を受ける。
また出発する。
「ほな、電源入れて冒険行こか~!」
くらいで始められる。
巨大ガーディアンでは普通に死んだけど、難しすぎて構える感じでもない。
探索も戦闘も、わしにはこの軽さがちょうどええ。
PS5で遊んでも携帯機で遊んでも合いそう
わしはHD-2Dの景色を大きい画面で見たかったのでPS5版を選んだ。

大画面で見るHD-2Dはやっぱりええ。
一方で、ポータブルPCで触ってみても、このゲームのテンポとはかなり合っていた。
「ちょっと探索しよ」
で始められるからや。
昔ながらの王道っぽい世界を歩いて、
横道を見つけたら寄る。
頼み事があったら受ける。
巨大ガーディアンに舐めてかかって死ぬ。
そしてまた冒険へ戻る。
こういうのでええんよ。
『冒険家エリオットの千年物語』、しばらく寄り道しながら遊んでいくことになりそうや。
【攻略記事はこちら】

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